長野県坂城町の金属加工専門業者ミヤセ工業

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被覆アーク溶接棒による加工風景
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金属加工のご依頼や設備などミヤセ工業の近況報告

2023年6月27日

お久しぶりです。
コロナ騒動も少し落ち着きましたね(また少し怪しい?)。金属業界もまた盛り上がりを見せてほしいものです。ミヤセ工業もあの手この手を駆使してコロナ禍を3年間乗り越えられました。また従業員と力を合わせて繁栄に努めたいと思っております。よろしくお願いします。

と、思っていた矢先、

暇になってまいりました泣

せっかく乗り越えられたかなぁと思ったらこうですよ。これだから分からないものですね。

ですが、そんな時こそチャンスなので、忙しくてできなかったこと、後回しにされてたことやっていきたいと思います。

そんなミヤセ工業の近況報告。

①工場の照明を入れ替えます
工場を建てて30年。当時の照明のまま建て増ししたり、クレーン付けたり。蛍光灯もついているところがチグハグなのです。それを一気に入れ替えます。冬場になると暗くなるのも早いので照明頼みになりますが正直見にくい所もあるんですよね。

金属加工工場の照明を入れ替え整備

これが今の状態。いろんな方向にいろんな高さについています。そして切れているのもたくさんあります(汗)。今の照明は性能も違うだろうし改修後が今から楽しみです。

②いろんな企業さんとお話する機会がありました
暇なのがいいのか悪いのか、、、お取引のある企業さんとお話しする機会が多くありました。町工場って普段から思っていること、感じていることってなかなか発信することはないので、伝える機会があったことはとても有意義だったと感じてます。またどのようなことを要求されているのかも感じることができました。せっかくの地域密着、生かしていきたいですよね。

③大きいワークの仕事が増えております
せっかくなので加工のお話も少し。弊社は溶接がらみで大きめのワークの物を加工させていただくことが多いです。最近は以前よりその傾向が強くなってきてその都度あーでもないこーでもないといいながら工夫してやっております。

クレーンを使った溶接がらみの金属加工ワークが増えています

大きいワークはクレーンで釣って仕掛けます

溶接で組み付け加工すると人力では持ち上がらない重さに
治具に取り付けて斜め45度角の加工

治具に取り付けて斜め45度の加工もやりますよ。

そして熔接物。今回はこちら。

仮止め状態の溶接物は重量150㎏なのでフォークリフトで移動

軽そうに見えて150キロ!簡単には動かないのでリフトを使って動かします。まだこれは仮止めが終わった状態でこれからが本番なのですが、溶接をすると『スパッタ』という粒が周りにたくさんつきます。要は溶けた金属が飛散して固まったもので、品質に悪影響を及ぼします。必ずそれを除去する作業があるのですがそれが大変なんですよね。

なのでそのスパッタがあまりつかなくなるようにそれ専用の液で下ごしらえをします。それを塗って乾かすとスパッタが付きにくくなって除去作業が大幅に楽になるのだとか!

溶接で付くスパッタ粒が付きにくくする専用液で養生

弊社では作物に消毒をまく時のような道具を使って塗ってます(写真撮り忘れました。。。)こんな感じで塗ったものを乾かして本付けに入ります。また機会があったらその様子も動画で紹介します。

と、まぁこんな感じで頑張っております。これから暑い夏。溶接作業には過酷な時期になってまいりました。都度設備を改善しながら、対策をしっかりして乗り切りたいと思います。

みなさんも暑い夏、ご自愛くださいませ。


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