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被覆アーク溶接棒による加工風景
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加工図面の意図

2024年1月31日

あけましておめでとうございます。
本年もミヤセ工業をよろしくお願いいたします。

相変わらず遅いご挨拶から今年もスタートです。
1月はバタバタしておりました。長めのお休みをいただいていましたのでそれのリカバリに忙しくなってしまい…自分のせいですけれども汗

なんとか通常営業になりました。2月以降また静かな感じがしますのでできる限りのことをしていきたいと思います。

さて少しだけお話を。それは加工図面について。

我々加工者は、頂いた図面を見て材料、工程、工具、処理などを構築します。その時に図面は絶対です。図面に描かれていることを忠実に再現するために色々と工夫するわけです。そこには加工者の特徴や会社の色などが出て面白いのですが、今回言いたいのは『その図面お高くなっていませんか??』ということです。

我々はその部品がどのように使われるかわからないし、その精度、その寸法がどれだけシビアか分かりません。なのでその図面がすべてなのです。

何度かその部品の組み立ての場面を見たことがるのですが、こう思ったことがあります。『なんのための精度や寸法だったの?』って。

その寸法や精度を満たすために2つも3つも工程をかけてしまっていることがあるのです。その分加工賃は上がりますし、納期も遅くなり良いことなんてありません。

なので図面を頂いて加工賃が大きく変わるような場面に遭遇した時弊社では設計者に問い合わせをすることがあります。そこで打ち合わせしてお互い納得し『安く』『早く』『難易度を下げる』ことができたとき結構な満足感が得られます笑

現場と設計ではなかなかお話しすることは普段はあまりありません。ですがお互いのためにこういう動きもとっていきたいなと思っております。

ご依頼いただきましたおりも、気兼ねなくお尋ねください。

今回はそんな呟き。ではまた次回!


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