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金属加工業によるテーブル家具製作記録

2023年2月28日

またまたまた遅くなりました。
本年もミヤセ工業をよろしくお願いいたします。社員一丸となって今年も頑張りたいと思います!

さて、先日会社に一件お問い合わせがありました。

『テーブルの台を作ってほしい』

話を聞いてみたところ個人の方のお話で、家で使う家具、テーブルの台を作ってほしいとのこと。今まで会社で治具を置いたり、資材をまとめておく棚は制作したことがありましたが、家庭で使うテーブルを作ったことはありませんでした。そもそも家の中で鋼材を使ったテーブルを使用するという発想がなかったのです。なのでイメージがわきませんでしたが、私の妻がやってた某“あつまれ〇物の森”にそんなテーブルがあったなと。アイアンウッドテーブルっていったかな。お洒落なやつです。コンクリート打ちっぱなしの洒落たカフェとかにあるイメージのやつです。

そう考えると出来るのかなと思い、打ち合わせの結果お受けすることになりました。

そうと決まれば早速材料から仕入れます。
天板はお客様が自分で取り付けるということなのでそのための穴加工をし、溶接をする作業になります。

まずは角パイプを切断し面取り。去年購入したAMADAのバンドソー。角度切りができるのでこういう時に非常に便利です。そこに打ち合わせした寸法で穴加工をします。タップ加工でもよかったのですが、今回はお客様でタップ加工はするとのことで下穴のみの貫通加工です。

金属加工業による家具製作記録

さてここからが溶接になります。普段自分たちで使うものは多少歪んでいても問題ないのですが、家の中で、さらにお子様もいるとのことなので歪みなきよう、慎重に丁寧に準備します。平行を出して直角も出してさらに微調整します。

準備が整ったら溶接していきます。

平行を出して直角も出してさらに微調整後に溶接加工

同じ工程を繰り返し足の部分も溶接し、仕上げをしたら完成になります。間の工程いろいろ抜けてますがざっとこういう感じになります。
本当は自分の作業してたら写真に残しておくの忘れてしまっただけです….汗

仕上げは普段の数倍丁寧に。この後塗装するのですが、きれいにムラなくのるようにバリ取りし、しっかり磨き上げていくんです。

溶接後に平面を出しながらバリ取り磨き上げ

手前なんかものすごい輝いてますよ!!光具合というのは置いておいて…

これで引き渡しになります。これからどんな天板が乗ってどんな風に据え付けられるかが興味ありますが、私たちのできることはここまで。いい家具になりますように!

ちょっとカッコよかったのでそのうち自分の物も制作してみようかな。お洒落に見えますよねきっと。むき出しの鉄って武骨でかっこいいので。

ミヤセ工業では個人のお客様からのご相談もお受けしますのでよろしくお願いいたします。

そろそろ暖かくなってきまして花粉の季節になります。皆様体調に気を付けて加工していきましょうね。


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